日記

OLじゃなくなった

なんで無視するのって目の前で大泣きしてやったので、珍しい時間に返信が来た。

どうやらこまめにチェックしているようだ。

 

以前、彼の家へ夜遅い時間に行ったときもそうだ。

遅くまで働いて疲れているだろうから、迎えに来てなんて言えない。

深夜に一人、歩いて彼の家へ向かう私のことをどう思っているのかなあと考えながら「今家出たよ」とLINEを送る。

「危ないから迎えにいくよ」、「迎えに行けなくてごめんね」、「気をつけて来てね」、何かしら心配はしてくれるという想定で、彼からのLINEの返事を想像する。

スマホがピロンと鳴り、「了解」の二文字が夜道でピカピカと輝いているのを見た瞬間、キレた。

お仕事が忙しいのは知ってる。でも電話がしたいのもLINEがしたいのも会いたいのも私の方ばっかり。会ってもずっとスマホをいじっていて、私の話もちゃんと聞いてない。

彼は本当に私のことが好きなんだろうか?そんな風に悩んでいた時期だった。

彼の家まで数十メートル。この道をまっすぐ行けばすぐという所で立ち止まって電話をかける。

「迎えに来て」

 

食べかけの焼きそば放置して飛んできてくれた。

それ見て流石に悪いことしたなって思ったけど、どうでも良くはないんだなとわかって少し嬉しかった。

それ以来、別に良いのにって時でも迎えに来てくれるし、送ってくれるようになった。

一応彼なりに、私を泣かせたり怒らせないように気をつけているらしい。

開口一番、なんで怒ってるの?迎えに来なかったから?って聞いてきたので、全然わかってないなこいつと思ったけど、迎えに来てくれたのでそれ以上何も言わなかった。

 

大好きだって口で言うのは簡単だけど、夜道を一人で歩かせても平気で、少しも心配じゃないなら、君は私のこと大好きじゃないんだよ。

君の「大事にする」って私のと違うみたい。全然わかんない。

私の「大事にする」は、悲しませないようにする、不安にさせないようにする、嫌がることをしないようにする、よく観察して小さなことも気づいてあげる、喜ぶことをしてあげる、守ってあげる。

なんで大好きで大事なのに放っておいて寂しくさせて泣かせるんだろう。全然わかんない。

花火

花火を観に行った

正直花火は何回見ても花火でしかないので、遠くからでも少し見て夏っぽさを感じられたら十分だな、なんて思っていたんだけど、

陽キャの彼氏が「打ち上げてる所の近くまで行って屋台でおつまみ買ってビール飲みながらガッツリ見るっしょ!」という感じで、彼がそうしたいならと思いついていった

 

花火は花火でしかなかったし、人は多いし結構歩いたし、屋台飯は手が汚れるしちゃんとテーブルがあるわけでもないんだけど、彼が隣にいるだけで全て楽しくなるから不思議だ

彼と並んで花火を見たな、めんどくさがらずに近くまで行ったな、餃子と唐揚げを分け合いながら食べて意外と美味しいねって言ったな、この記憶全部が私の財産になるんだな〜ってずっと考えてた

 

彼氏ができたらしたかったことを、彼に1つずつ叶えてもらってる

夢のまた夢だと思っていたことが1つずつ手に入って、毎日泣いてる

 

最近のJ-POPに合わせて花火をあげるコーナーがあって、有名なラブソングを聴きながら彼と手を繋いで花火を観ていたら、何度見ても同じだなって思っていた花火がとても綺麗に思えた

そういうことは映画やドラマの中とか、あるいは一部の純粋な心を持った人だけが体験できる出来事だと思っていたけど、性格が歪んでいて変に現実的で冷めてる私がそんな風に思うなんて、自分でも驚いた

彼は優しいから、私が手をぎゅっと握ると、ちゃんと握り返してくれる

また泣きそうになった

夏休み

彼と過ごす夏休み、どの瞬間を切り取っても楽しかった

 

水着着てプールで遊んでる時も、ホテルで朝チェックアウトまであんま時間ないのにいつまでもベッドでイチャイチャしてる時も、待ち時間とか移動時間のおしゃべりも全部楽しかった

ずーっと、改めて彼のこと好きだなって思ってた

 

楽しかった分別れ際すごく寂しくなってしまったけど、彼がまた嬉しいことを言ってくれたから元気でた

がんばる

彼氏が私の誕生日にお休み取って祝ってくれるって前から言ってて、今日やっぱりその日ダメになったって連絡来て、ものすごーくショックで泣いちゃったけど、彼が忙しいの知ってるしわがまま言いたくないから強がって、いいよいいよって言ってしまった

けど嘘は良くないなって思ったから、本当はお休み取ってくれるって聞いてすごくよろこんじゃってたから、少し落ち込んだよって伝えた

好きとか会いたいって言葉に「ほんとかな〜」としか思えない時があるけどこちらのメンタルの問題なのをちゃんとわかっている

 

彼と一緒にくっついて寝るのが好きだ

この間一緒に寝ていて、朝方また目が覚めていたけれど目を閉じてジッとしていたら、彼が私のおでこに2回キッスしたのがわかって幸せで笑いそうになった

愛されてるのかもしれない

 

ほっとかれてる時や傷つくことをされた時、「この人は本当に私のこと好きなんだろうか?」って思う

彼はだいたい気づいてないし気にしてないし悪気もないので全部私の独り相撲なんだけど、こっちは気づかなかったことにも気にしてないことにもできないから真正面から受け止めて、考えて、結果「愛されてない」が私の脳内でデフォルトになりつつある

ネガティブなので幸せな瞬間にすらも「私、愛されてる!」なんて思えない

「違うかもしれないけど、もしかしたら愛されてるのかもしれない」って思う